脳疲労のしくみ
前の記事に掲載した通り、様々な不調の原因は脳の疲労である場合が多々あります。
ではどのようにして脳は疲労していくのでしょう?
頭部の大部分を占めるのが大脳です。
大脳は頭部内の大部分を占め、思考・知識・記憶・言語・運動といった、活動の中枢の機能を司ります。
大脳には「新皮質」「旧皮質」「古皮質」の三つの層があり、一番外側に高度な精神活動を行う新皮質があり、本能的活動や原子的情動をつかさどる古い脳である旧皮質と古皮質がその内側にあります。
大脳の内側にあるのが「扁桃体」や「海馬」などが属する「大脳辺縁系」と呼ばれる部分で、食欲・性欲などの生存本能や、好き・きらい・怒り・恐怖などの本能的な情動をつかさどっています。
その内側にある間脳にあるのが「視床下部」で、代謝、体温、消化、呼吸などを司る自律神経とホルモンの分泌をコントロールしています。
さて、脳のざっくりとしたしくみがお分かりいただけたところでここからが本題です。
まず私たちの脳は日常生活の中で様々なストレスと受けます。
そのストレスの中でも一番大きなものは『人間関係の調整』であると言われています。
人は一人では生きていくことができないので、どうしても他人との関係を調整していくことは不可欠です。
社会の中で生きていくということは、人間関係のストレスに脳をさらしているということになります。
そのストレスで最もダメージを受ける部分は「大脳新皮質」です。
大脳新皮質は様々な機能を同時に果たしています。
その機能がストレスによって低下してしまうと、それがドンドンとより本能的な部分に伝播していきます。
そうすると「何をしても楽しいと感じない」「食べ物がおいしいと感じない」などといった状況になることもあります。
そして「視床下部」にまでダメージが及ぶと自律神経のバランスが崩れてしまうため、心や体に賞状として不調が出てしまいます。
このような形で脳の外側から内側に向かってダメージが浸透していってしまうのが脳疲労のしくみです。
アタマほぐし専科 天晴!ではヘッドマッサージによって脳の血流を高め、自律神経のバランスを整えることで、様々な不調の改善を目指しております。
あなたの不調も脳疲労がけ原因かもしれません。
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